サプリメントで口内炎は治る?口内炎を予防する生活も併せて紹介
口の中にある粘膜やその周辺が何かしらの原因により炎症を起こし、ただれやはくたいなどの症状が現れることを口内炎と言います。
市販の薬を使って良くなる場合もありますが、サプリメントで治すことはできるのでしょうか。口内炎を予防する生活についても紹介しますので、口の中の健康が気になる人は是非ともチェックしてみてください。
そもそもサプリメントがどのようなものなのかについて、どれだけの人が理解しているのでしょうか。サプリメントを別の言い方にすると、栄養補助食品または健康食品となります。
普通の食事では摂取できない栄養素を、補助的に補うためのものです。つまりサプリメントは食品であり、治療を目的とした医薬品ではありません。
口内炎を治すためには治療を目的とした医薬品が必要であり、食品であるサプリメントでは根本的に治すことはできません。
しかしサプリメントにより不足しがちな栄養素を摂取していれば、口内炎を予防できるかもしれません。口内炎の原因は様々なのですが、栄養不足や免疫力の低下が関係する場合もあるでしょう。
免疫機能の維持のためには、ビタミンB6が良いと言われています。食事の偏りによりビタミンB6が不足している人は、サプリメントで補うと良いです。
ビタミンB6を摂取すると同時に、口内炎を予防する生活を続けることも重要です。バランスの良い食生活を心がけることも必要ですが、適度な運動も必要です。
運動不足によるストレスや免疫機能の低下により、口内炎の発症リスクが高くなるかもしれないためです。アスリートのようなハードなトレーニングを続ける必要はないため、まずは歩くなどの簡単な運動を習慣を身につけると良いでしょう。
風邪や仕事が忙しいなどのストレスなどでも、免疫機能が低下する可能性があります。疲労から回復するためには睡眠が欠かせませんが、不規則な生活を続けていると睡眠のリズムが狂ってしまうでしょう。
できる限りで構わないため、規則正しい生活を送るようにすることも重要です。使っている歯ブラシの毛質の固さをチェックすることも重要です。
歯ブラシが歯ではなく歯茎や口の裏側に当たってしまうと、物理的なダメージが原因となり口内炎となることもあります。
サプリメントはあくまでも栄養素の補助のためにあるため、根本的な治療のために使っても効果は期待できません。ただし口内炎の予防策としては役に立つため、ビタミンB6が含まれているものを使うことは良いでしょう。