月経痛や生理不順が起こる理由はPMS?サプリメントはある?
女性であれば月経痛、また生理不順などのトラブルに悩むこともあるでしょう。どちらも女性に見られるトラブルであり、理由はPMSという身体的症状にあるかもしれません。PMSに対して有効なサプリメントは、果たしてあるのでしょうか。
女性は生理前になると、心身の状態がいつもとは異なることもあります。不快な症状が3ヶ月以上に渡り繰り返し起こり、日常生活に悪影響を及ぼすほどのレベルになると月経前症候群と診断されるでしょう。
この月経前症候群のことを、婦人科ではPMSと言うのです。身体的な特徴としては胸の張りや肌トラブル、肩こりや便秘などがあります。精神的な特徴としては集中力の低下や気分の落ち込み、イライラしてしまうなどがあります。
月経痛や生理不順が気になる場合、このPMSが関係しているかもしれません。PMSの症状がひどい場合、エストロゲンとプロゲステロンが配合されたピルが処方されるでしょう。
自律神経の乱れによりイライラ感が強い場合、漢方薬が処方されることもあります。頭痛の症状がある場合は、消炎鎮痛剤が処方されるかもしれません。
このようにPMSは女性にとっては大きな問題であるため、治療のためにはサプリメントではなく薬が使われているのです。
ただし女性に見られる症状に対して、サプリメントがまったく意味がないというわけではありません。症状を軽くするためのサポートとして、またPMSの予防としてサプリメントを飲むことはおすすめです。
たとえば大豆イソフラボンですが、女性ホルモンと似た働きをすると言われています。期待できる効果は肌トラブルの改善や生理中の痛みの緩和、生理不順などの不快感を軽くするなどです。
西洋医学で使われているハーブもおすすめです。生理前の不快感を軽く効果が期待できるのは、月見草とチェストツリーです。月見草にはリノレン酸という成分が含まれており、乱れたホルモンバランスを整える効果が期待できます。
チェストツリーには乳房の痛みや頭痛を緩和する効果、そして気分を整える効果が期待できます。サプリメントを使ってこれらの成分を補っておけば、PMSに対して強い身体作りができるかもしれません。
PMSが悪化すると抑うつ気分になる場合もあるため、あまりにも辛いときは無理をしないでください。精神的に辛いときに無理をすると、症状が悪化するかもしれません。
そして女性に優しい成分が配合されたサプリメントをチェックし、無理のない範囲で試してみてはいかがでしょうか。