ミネラルの種類や作用とサプリメントで補う場合のポイント
ミネラルとは岩や土の中に含まれている無機質成分のことで、身体作りに必要とされる5大栄養素の一つです。そしてミネラルには様々な種類があり、どのように作用するかもそれぞれ異なります。サプリメントで補う場合のポイントも存在します。
ミネラルには大きく分けて、二つの種類が存在します。一つは多量元素で、必須元素と呼ばれるもののうち比較的多量に必要とされるものを言います。
たとえばカルシウムには心筋機能の維持、骨や歯の機能維持などの作用があると言われています。骨や歯の機能維持のためにはリンを摂取することも良いとされていますが、二つをバランス良く摂ると良いかもしれません。
ちなみにリンには糖質代謝作用もあると考えられています。もう一つの微量元素ですが、体内で保持されている量が比較的少ないものを言います。
たとえば鉄には筋肉や肝臓の機能の維持、亜鉛には細菌感染予防や男性の性機能の向上作用があると言われています。酵素を活発化させるために必要と言われている銅、がん予防に良いとされているセレンなども該当します。
日本には健康増進法という法律があり、13元素のミネラルについて食事摂取基準が定められています。そのため健康のために摂取すると良いミネラルは、13種類あると覚えておきましょう。
不足しているミネラルをサプリメントで補う場合のポイントですが、内容をチェックすることです。13元素のミネラルを摂取するために13種類のサプリメントを使うことは面倒であり、費用も大きくなってしまうのではないでしょうか。
サプリメントはあくまでも補助的な食事であるため、数が増えてしまうと面倒に感じてしまう人もいるかもしれません。またサプリメントはお店だけではなく、通信販売で購入することも可能です。
しかし購入する数が増えることで、送料が高くなる場合もあります。ミネラルを一度に効率良く摂取して費用も最小限に抑えるためには、数種類のものが含まれたサプリメントがおすすめです。
10種類以上のミネラルが凝縮されているものや、ビタミンなどの他の種類の栄養素も配合されているものもあります。サプリメント専門メーカーのサービスを利用すれば、気軽に購入できるでしょう。
健康な人が毎日を元気良く過ごせるのは、複数のミネラルが体内で作用しているおかげかもしれません。ミネラルのサプリメントにも種類があるため、まずは使いやすそうなものを購入して試してみると良いでしょう。